【対人関係療法から考える、よいリーダーとは 全6回】
スタッフの城間です。
今回からシリーズで
「対人関係療法から考える、よいリーダーとは」について投稿していきます。
今回は「相手を変えよとせず、変りやす環境をつくる」
前提として、「人を変えることはできない」から始まります。
無理やり命じると行動は変えられるかもしれませんが、
また同じ問題が生じます。
自分が相手への「期待」は
単なる一時しのぎにしかならず
本当の意味では満たされていません。
そもそも私たちは無意識に
相手に変わって欲しいと思う時ほど、
相手の人格を何処かで否定しています
「否定」というと大げさかもしれません
でも、日常でこの言葉を聞きませんか?
「こんなこと言わなくてもわかるでしょ!!」
これです。
否定されてやる気が出る人はいません。
なので、ここで必要なのは
「会話」です
なぜ相手は気づいてくれないのか?
なぜそんなやり方をしているのか?
自分がこうして欲しいのに!は一旦脇に置き、
相手の話を聴く
聴きながら、「なるほど」の瞬間が得られば
相手の価値観を知ることができます。
「なるほど」が訪れると、
「そういうことならこういうやり方はどうだろう?」
と現状を肯定して、改善を考えることができます。
やっていることを肯定された上で、さらに
「こうやったらいいよ!」と言われると
人は受け入れやすくなります。
そのために現状を肯定した上で、
行動の改善を求めてみましょう。
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NPO法人メンタルケアLink主催講演会
対人関係療法の第一人者が語る
「職場の人間関係」
日付:6/18(土) 13:00-15:00 / 12:30開場
講師:精神科医・水島広子氏
場所:浦添市てだこホール(小ホール)
申込:下記サイトより申込
http://goo.gl/3dLgLO
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